SSブログ

Re: 横浜能楽堂特別企画公演 「あかり 夢幻能」 [Exhibition]

トラックバック記事: 横浜能楽堂特別企画公演 「あかり 夢幻能」

本日10/12(水)、三渓園へ「あかり 夢幻能」を観にいってきました。
横浜能楽堂特別企画公演の狂言・能です。
もともと公演日は10/10(月・祝)だったのですが、雨天のため今日に延期となりました。

開場時間17時30分の三渓園の正門です。物凄い人!
とりあえず私は指定席なので、人が空くまでしばし待機(^^;

園内に入ると一夜限りの特別なライトアップ「七彩夢幻」の世界が広がっていました。

照明は東京タワーや横浜ベイブリッジを手掛ける石井幹子デザイン事務所です。

月夜に光る旧燈明三重塔。幻想的です。
携帯電話のカメラなので画像が悪いのが残念ですが、実際は鳥肌が立つほど絶景です!

特設の水上能舞台です。
明かりが燈った手前に浮ぶのが舞台です。

公演前なのでライトアップされていませんが、なかなかしっかりとしたつくりです。

気になる出演者ですが、以下のように渡し舟?で舞台へ運ばれます。
見え難いですが、これがなかなか面白い♪左手が陸地で右手が舞台です。

で、私の席は椅子席の最前列!メチャメチャいい席!
チケット発売当日に急いでゲットしたかいがありました♪

いよいよ、開演時間。
開演ベルとして、なんと弘聖寺の鐘を鳴らしてました。
いぃ~雰囲気!感動♪

最初は狂言「月見座頭」です。
座頭演じる野村万作と、上京ノ男演じる野村萬斎。
息がピッタリ!演技と思えないほどの振る舞いと話しのリズム♪
そしてまた話しの内容が、まさに今この状況とぴったり!
月明かりも本物だし、虫の音を楽しむところも、実際に三渓園の虫の音が鳴り響いているし。
こんな素晴らしい狂言があるんだろうかと思うほど、感動しました!

次は能「清経」です。
笛の音に誘われ、清経ノ霊演じる友枝昭世の舞は圧巻でした。
地謡による念仏も心地よく、変わることない人間の情念を感じ取ることができました。

しかし、全然関係ない問題が…。
音声のマイクが風をひろって雑音に…。
音飛びも結構あったので、音響システムがちょっとイマイチでした。
まぁ、屋外なので仕方がないといえば仕方がないですが…。

そしてなによりも、メチャメチャ寒い!
終始ブルブル震えながら観ていたので、ちょっと辛かったです。
実際、我慢できず席を立つお客さんがちらほらいました。

以上いろいろとありますが、とにかく今回の狂言・能はとてもよかったです!
水上能舞台での公演なんて他にはないですし、ホント貴重な公演でした。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 2

みあくん

とても行きたかった番組でした。
(事情があり都合が付かずネット検索してこちらへ辿り着いた者です)
こちらのブログで少しく様子を知ることが出来て嬉しかったです!
携帯写真(撮影アリだったんですね)の記載も、夜風のなか演者が舞台へ船で渡る風情がしのばれ粗い画像がまた良かったです。
とても良いお席で、寒さに耐え鑑賞というより全身で夢幻の世界に遊ぶことが出来た事羨ましく拝見した次第です。
ありがとうございました。
by みあくん (2005-10-13 12:07) 

BIGFIELD

>みあくん さん
はじめまして。
こちらこそコメント頂きありがとうございます。
写真粗くてスンマセン(^^;
あ、もちろん公演中は撮影禁止でしたよ。
ちゃんとデジタルカメラ持っていけばよかったと後悔しました…(泣)
それにしても、ホント贅沢な秋の夜遊でした☆
by BIGFIELD (2005-10-14 00:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。